壮絶な胃がんで闘病3ヶ月から生還した母。
私の母は63才の時、胃がんで緊急入院。3ヶ月近い入院生活を何も食べられず、水一滴飲めずに点滴だけで過ごしました。胃は全部摘出し他にも十二指腸や胆嚢などかなり広い範囲で取ってしまい、入院中にお正月が近づきテレビでおせち料理や大好物の料理番組をみては頭の中だけで味を想像したそうです。長い間何も食べられないのでどんな味だったか思い出せなかったとも言っていました。
胃がんで入院中に食べる楽しみもなく他の病室に点滴ごと移動しては他の患者さんに面白おかしいはなしで盛り上がり自分を慰めていました。おかげで入院中にすっかり病棟の人気者になっていました。他の人が次々退院する中母は長い入院でした。あれから8年。母は毎日3食とおやつをペロリと平らげ元気です。
いったいどうやって消化しているのやら。